光工房株式会社

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木曽檜の門扉
かねてよりお世話になっております名古屋市天白区の塩竈神社様の門扉のお話を頂きました。初めお話を頂き内容をお聞きした時は、今までの経験のない大きさと困難な仕事になる事はすぐに分かりましたので一瞬考えましたが、挑戦したい気持ちや色々な前向きな気持ちが先行し、即お受けする事を決断しました。この様な仕事に携わる事が出来、出逢いやめぐり合せに感謝です。


工期の関係で綿密な打ち合わせの上、作業に取り掛かる事になりました。先ずは材料の準備です。戸の一本の大きさは高さ3メートル、幅1.2メートル、厚み7.5センチです。材の種類は、木曽檜です。普通の材料では無い為、高額になりますし失敗は極力避けなければなりません。最初の段階より緊張です。





何もかもが今までの経験してきた建具と異なり特殊な為に、刃物も新たな物が必要となります。戸の厚みが75ミリ以上用で、伝統的でなおかつなるべく大きな面が取れる刃物を、特別に作って頂けるように発注しました。納品後、機械に取り付けましたが、こちらも取り付ける事が可能かどうかの瀬戸際でしたが何とか取付出来試しに実際に仕口を加工しましたが、良い感じです。





墨付けです。ここで間違いを起こすとすべてが駄目になるので、複数の人により何度も確認しながら進めます。





ホゾの仕口加工を進めて行きます。一度では機会と刃物に負荷が掛り過ぎる為、他の方法で荒取りの加工をした後にホゾの本加工をしました。





今回使用します金物が来ました。すべての金物が高価な物です。取扱いに注意です。





加工を進めて行きます。ホゾの外側になる部分のかきとりと穴掘り作業です。部材が大きい為、他に傷を作らない様に最新の注意を払いながら2人掛りの作業です。





板材の仕上げです。当社に有ります機械での仕上げは幅が広く困難な為、手カンナで仕上げました。ここ最近板を手で仕上げる事が無かったので先ずは、カンナの台の調整からでした。





いよいよ、組み上げの段階です。ドキドキです。




今までですとどんなに大きくても2人で組み上げが可能でしたが、この門扉に関しては4人掛りで一本半日以上を要しました。組み上げた物の重量も相当な物になりましたので、移動や他の仕上げ作業も4人掛りで行いました。重量が相当ですので、現場取付が困難かと思いましたが取りあえず、ホッとしました。





いよいよ、現場取付です。4人で1~2日で取付します。初めての事で緊張です。





力を合わせて取付完了です。取付の方法や何もかもが初めてでしたので、全員で相談しながらの作業でした。皆さん、誠に有難う御座いました。





奉賛会の皆様に正式なお披露目です。とこの貴重な体験と仕事にめぐり逢えた事にとにかく感謝です。